こんにちわ、こーじです。
今回は、
ターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)の原因と対策
についてお話ししていきます。
正しい知識を身につけ改善していきましょう。
目次
ターンオーバーとは |
ターンオーバーとは、
表皮や角層などで起こる細胞の生まれ変わり
のことをいいます。
肌の部位や肌状態によっても異なりますが、
基底層で生まれた細胞が、
表面の肌に至るまでに約28日、
垢になって剥がれ落ちるまでに約14日、
合計約42日(6週間)といわれています。
ただし、
ターンオーバー周期には個人差があります。
一般的には加齢とともに新陳代謝が低下し、
30代~40代になると45日程度はかかるといわれます。
年齢とともにちょっとした傷も治りにくくなっていくのはそのためです。
ターンオーバーを繰り返すことで、
健康的な肌を維持することができ、
ホコリなどのさまざまな刺激から肌を守ったり、
水分を角質層内に閉じ込めて潤い、
ハリのある肌を維持してくれます。
ターンオーバーが乱れることで起こりうる影響 |
ターンオーバーは、
早くても遅くても肌に影響を与えてしまいます。
✅ 早くなったことによって起こりうる影響
バリア機能が低下してしまい、
乾燥や肌荒れを起こしてしまいます。
✅ 遅くなったことによって起こりうる影響
表皮が厚くなってしまったり、
肌の天然保湿因子であるNMFが減少したりするため、
肌が乾燥したり肌荒れを引き起こしたりしてしまいます。
NMFが少ないことによるハリや弾力の低下、
肌表面の角質が凸凹となるため、
くすんで見える原因にもなります。
ターンオーバーが乱れる原因 |
(1)紫外線
紫外線が当たる部分の方が、
紫外線が当たらない部分よりターンオーバーが速くなることが分かっています。
(2)加齢
加齢に伴い、
ケラチノサイトの増殖が悪くなるとターンオーバーも遅くなります。
(3)生活習慣の乱れやライフスタイル
・寝不足
・無理なダイエット
・ストレス
・食生活の乱れ(野菜不足・脂肪分過多)
・疲労
・冷え性
・タバコ
・就寝前の飲食・飲酒
・過量のアルコール
・便秘
・運動不足
ターンオーバーを整える・促進するための対策 |
1.生活習慣の見直し
ターンオーバーは睡眠中に進むため、
質の良い睡眠がとれるように睡眠環境を整えましょう。
寝る前に飲酒をするという方や、
喫煙をしてから眠るという方は、
睡眠の質を落とすだけでなく、
飲酒や喫煙そのものがターンオーバーの乱れにつながりますので要注意。
2.保湿
角層が乾燥しているとターンオーバーを速めてしまうため、
保湿力の高い化粧水などでしっかりと保湿をしましょう。
また、
外出時には日焼け止めを塗るようにして肌を紫外線から守ることが大切です。